平成29年度 伊勢志摩キャンペーンは
平成30年3月31日(土)をもって終了致しました。

今月の伊勢志摩 by 浅田政志

vol.4イメージ

【vol.4】
スケールが大きい博物館に、興味津々。

2018.1.1

伊勢志摩の海を学びに、鳥羽市立海の博物館へ。

僕は津市出身ですが、「伊勢湾は心の海」と改めて思う今日この頃。
海の営みについて学ぶべく鳥羽市立海の博物館へやってきました。
ここでは海に生きる人々の歴史と未来を伝える施設とあって、
向学心いっぱい!の高濱家(お母さんの幸子さん、お姉ちゃんの温菜ちゃんと弟の颯士くん)とご一緒することに。
黒壁が趣きある木造づくりの博物館を前にテンションUP。
そぼ降る小雨も何のその、姉弟は「早く早く!」と幸子さんをぐいぐい引っ張ります。

黒壁が印象的な、海の博物館

▲黒壁が印象的な、海の博物館

海をテーマにつくりこまれた館内は、驚きがいっぱい。

展示室内に足を進めると、アーチ形の高い天井が印象的です。
おもしろい部屋のつくりですね。
「実は海の生き物の骨格を表現しているんですよ」
博物館広報、石原さんからの説明に一同「ほー!」と感嘆の声。
建築家内藤廣さん設計で日本建築学会賞を受賞されたそうです。
その開放的からか?蟹も無造作に散歩中。
博物館は牡蠣の名産地である浦村大吉(おぎつ)湾に面していて、旬の時期には牡蠣屋さんで牡蠣を堪能できるとのこと。
海から近過ぎて蟹も気軽に遊びに来てしまうそうです。

やや、なぜか地上に潜水艇発見…!?

本物の潜水艇に興味津々

▲本物の潜水艇に興味津々

こちらは本物のサルベージ船で鳥羽うまれの漁師、藤原豊吉さんが一人でつくったという驚愕の事実が判明しました。
中に入ることも可能です。

大小様々な、海女さんや漁師さん造形物が!

どんどん行きますよ~。
続いて、日本随一の資料を保有する海女さんスペースへ。
海水で冷えきった体を温めるため、夏場でも海女小屋ではたき火をたきます。
そして仕事後のおしゃべりが海女さんの大の楽しみ!女子会のはしりかもしれませんね。
ちなみに紙粘土の人形は職員さん手作りです。 
また、館内にはスタッフ手作りのジオラマも。
伊勢エビ刺網漁風景をしげしげと覗き込む3人。実によくできていますな~。

細部までつくられたジオラマに見入ってしまいます

▲細部までつくられたジオラマに見入ってしまいます

ついに博物館の目玉、「1本釣り八丁櫓のカツオ船は行く」のスペースへ到達。
八丁櫓とは八本のオールという意味です。
この手漕ぎカツオ船で荒波の向こうへ漁に出ていたのですね…。
船の名は大吉丸と言い、南伊勢の船大工、楠崎嘉夫さんが長さ13.5m×幅2.3mの原寸大をほぼ一人で復元制作したそうです。

大迫力のカツオ船

▲大迫力のカツオ船

先人の知恵をまざまざと見せつけられたところで、重要文化財である船の棟へ。
ここでは80隻もの木造船が収蔵されています。
丸木舟から始まり、船大工さん、鍛冶屋さんの技術の発展を見て知ることができます。
そしてこの収蔵庫で形ある状態で保存されていることこそが次世代へ語り継ぐ上で大変貴重なのです。

見渡す限り船が並び、圧巻です

▲見渡す限り船が並び、圧巻です

旅の記念になる、楽しい体験メニューがたくさん。

最後に、お楽しみの体験コーナーです。
貝殻スラップ、貝紫染め、ジェルキャンドル…どれにしようか迷いながら、
「海のマグネット作り」に決定!
貝殻や珊瑚、シーグラス、そして貝ボタンなどのパーツを用いて、いきいきと手作り作業に勤しむ姉弟。
アート好きの温菜ちゃん、センスが光りますな~。

やり始め、気が付いたら夢中に

▲やり始め、気が付いたら夢中に

使える素材がずらり、何を使うか迷います

▲使える素材がずらり、何を使うか迷います

それぞれセンスが光る作品が完成!

▲それぞれセンスが光る作品が完成!

今日は漁業にまつわる資源管理の勉強のため、セネガルの人々が博物館を訪れていました。
国際色豊かな空間で、「詳細に残された海で生きる人々の記録が圧巻でしたし、それを家族で楽しんで学べました!」そう笑う幸子さんの言葉に僕も大きくうなずいた次第です。

最後に、お約束の顔ハメどーん!照れる颯士くんに拝み倒して記念写真を撮りました。

▲最後に、お約束の顔ハメどーん!照れる颯士くんに拝み倒して記念写真を撮りました。

〔鳥羽市立海の博物館〕
詳細(HP)…http://www.umihaku.com/

浅田政志
浅田政志

三重県出身。自らも被写体となり、三重県内を舞台に撮影した家族写真集『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。日本各地でその地にいきる人々とともに作品作りをするアートプロジェクトで精力的に活動している。
公式ホームページ「浅田政志ドットコム」 http://www.asadamasashi.com/

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